平成日本紀行

日本一周の旅の記録を、各地ごとにまとめ記載しています、

四国地方・徳島県; 阿波鳴門 「四国一番霊場・霊山寺」




 四国地方徳島県; 阿波鳴門 「四国一番霊場霊山寺」 




四国一番霊場霊山寺の山門




本堂




大師堂と放生池  (Wik)





一番霊場・「霊山寺

空海弘法大師)が八十八か所の霊場を開くことで、21日間留まって修行したという、そして「ここをその一番とするように」との仏の「お告げ」を受けた寺院である。
又、巡礼者が巡拝を始める前に満願成就を祈る「発願の寺」、「一番さん」などと言われ、親しまれている寺が「霊山寺(りょうぜんじ)」といい、神戸・淡路・鳴門ルートの直近、第一番目にも当たる。
鳴門I・Cから県道12号線を行くと、間もなく右側に番札所の「霊山寺」があった。 堂々とした山門・仁王門の前に車をおいて、境内を行く。 多宝塔、美しい泉水池があり、橋の奥に大師堂がある。正面の階段の上には弘法大師が彫ったという釈迦如来の本尊が安置してある本堂がある。

奈良時代天平年間、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開いたお寺で、 その後、弘法大師が四国を回られた時、空海弘法大師)が21日間修法中、インドで釈迦如来が説法している光景を連想し、その事からインドの霊鷲山(りょうじゅざん)を日本に移すと言う意味で竺和山霊山寺と号し、四国第一番の札所としたものという。 門前には、門前一番街と称して、数件のお土産コーナー、軽食コーナ巡拝用品コーナー、お茶席コーナーがある。

「行基菩薩」は、奈良時代の僧で河内の人。社会事業に尽力した法相宗(ほっそうしゅう・中国創始の仏教の宗派の一つ)の僧で、各地に橋、池、道、船所や、餓死する人々を救うための布施屋を建て、民衆への仏教伝道にも努めた。 時の政府からの弾圧にも屈せず、民衆救済の活動を進めたため、彼を慕って従うものは1千人にも及び、生きながら「行基菩薩」と称された。 
東大寺の大仏造営には、民衆の絶大な影響力から大仏造営費の勧進(社寺・仏像の建立・修繕などのために金品を募ること)に起用され、史上初めて大僧正に任ぜられた。 行基を開基と称する寺院は全国で1400ヶ寺にも及び、現代にまでその遺徳は受け継がれている。

霊山寺の先に2番札所の「極楽寺」があった、その名のとおり極楽のような美景な庭園が特徴のようで、手入れも行き届いている。 丁寧に置かれた石畳の石門を行くと、大師堂で安産大師とも呼ばれている。
子宝に恵まれない人には子宝を授けてくれ、妊娠した女性には安産させてくれるというご利益があるそうで、安産祈願の人が絶えないそうだ。
大師堂には長命杉といわれる樹齢1100年以上の杉巨木がある。弘法大師がこの地での修法を修められた時に、この寺を末永く守護せよとの祈りをこめ、大師自らお手植えされたと言われる。 台風や火災など、もろもろの困難にも耐え抜いた大杉だけに、幹に触れれば長寿に、またその手で自分の悪いところをさするとたちまち平癒すると言われている。 右奥の高めに本堂があった。 行基が開創し、日照山と号す。


次回は、阿波・徳島






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