我が青春の地、いわき湯本温泉の紹介、

我が青春の地、福島県いわき湯本は地域でも珍しい温泉地で、其の温泉に因んだ特色や歴史などを紹介します、

平成日本紀行(番外編) 指宿 「ホテルと温泉」


 平成日本紀行(番外編) 指宿 「ホテルと温泉」   ,





写真:指宿フェニックスホテル



http://tabbon.up.seesaa.net/image/IFH_20070811_3.JPG



http://cdn.jalan.jp/jalan/images/pict3L/Y0/Y329490/Y329490010.jpg



http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/bc/2b73a14db6f662e02a3e10ecf1458218.jpg



「砂蒸し湯」の周りで、孫たち3人も素っ裸で・・、

「指宿フェニックスホテル」は、指宿名物・砂蒸し風呂や洞窟露天風呂で人気があるようだ。昨夜は、我が家族一行が到着しだい、これらの名物風呂を堪能した。 

娘夫婦と上さんが「川の字」になって砂に埋もれている。 
係員に許可をもらって孫3人も素っ裸で川の字の回りを、はしゃぎながら砂を掛け合っている。 
「顔に掛けちゃ駄目だよ・・」、
「はーい」、
「ハーイ」、
小生は先日体験したので、今回は遠慮して孫の監視役である。


砂湯は先ず、受付の係りのおばさんに案内され、手早く浅い穴を砂に掘り、頭を乗せる枕代わりに一箇所砂を少し高く盛り、その上にタオルを敷く。
その穴に横たわると、今度は身体の上に砂がかけられていく。 
上半身から下半身へ、勢いよく砂を乗せられると下腹部に重さを感じる。 

顔以外すべて砂に埋まったら、後はおとなしく10~15分そのままボーッとしている。 
すると、砂はじんわり温かく知らぬ間に汗が出てくる。 
低温火傷というのがあるらしく、どんなんだか不明だが、そんな時は身体をモコモコ動かすといいらしい。 砂の重みのせいか、ズキンズキンと自分の脈動を感じるのである。
まあ、この砂の重さと温かさが心地よいのである。 


砂むし温泉は、いわば天然のサウナであり、砂の重みはマッサージ効果もあるようで、あつい砂の中に体を横たえるとじわじわと温まり、爽快な汗とともに気分もすっきりリフレッシュできる。 
指宿の旅で、思い出一つの体験としては絶妙であろう。


次に、砂を落して広大な室内浴場、露天風呂へと浴槽入浴に移る、孫達とっては遊園地のようなプールである。 
幸いにと言うか、この広い浴場に他の客は誰一人居無く、貸切り状態なので気兼ねは不必要であった。 
ただ、孫たちが勢いよく突走って、転ぶのが心配だったが。 
大浴場、露天風呂とも展望もよく、気持ちよくレフレッシュできた。



指宿温泉は、薩摩半島の南端の海岸沿いに5kmにわたって湧き出る温泉で、豊富な湯量に恵まれ、市内いたる所から湧き出る。 
一日の温泉湧出量は約12万t、泉源は約800箇所在ると言わ、源泉温度は60から80度の高温泉で、泉質のナトリウム・塩化物泉は神経痛、筋肉痛、関節痛、胃腸病、肩こり等々に良いとされる。 


旅館やホテルが建ち並ぶ温泉街のメインストリートは、フェニックスの街路樹が茂り、年間を通してハイビスカスやブーゲンビリアなどの花が咲き、南国情緒あふれる地域である。 

かつては静かな湯治場として親しまれていたらしいが、現在でも町内には10ヶ所程の共同浴場が在り、何れも入湯料200円前後浸かれるという。 
今も自炊施設を持つ宿もあり、湯治の長逗留の人も結構いるらしい。

そして、指宿温泉の特徴は、何といっても名物の「天然砂むし風呂」であろう。 
摺ケ浜(すりがはま)海岸の砂浜に湧く天然の砂むし湯は、日本唯一の天然砂むし風呂が体験できる温泉地ある。 
砂蒸」そのものも、300年以上の歴史があるといい、近隣の海岸に出て適当に砂を掘れば、場所によっては砂蒸しができる場所がある。 

海岸なので海水浴をし、その後、砂蒸しをするという優雅な温水浴ができる。

また、高温の場所に「薩摩芋」あるいは「生卵」を埋めておけば、ふかし芋あるいはゆで卵が出来上がし、味付けは海水で十分であるという。


お風呂の後は楽しい食事である。
ホテルの食事は夕・朝共にバイキング方式で、皆でワイワイ言いながら楽しくガツガツと戴きである。 
孫達は爺・婆が世話役で、当の親の娘夫婦は承知したもんで、まかせっきりの素知らぬ顔で箸を口に運んでいる。 

もっとも、小生はビール片手に、上の孫とお喋りをしながらの食事で、手は懸からないのであるが。 
そんなこんなで、久しく賑やかな一日を家族と共に過ごし、枕を並べて夢路を辿ったのであった。




目覚めると久しぶりの雨の様気である、長々と雨無しのカラカラ渇水期が続ていたので、少々お湿りが欲しいところであるが、家族との楽しい一時である、今日だけは欲しくなかったのが。 

孫達は、まるでランダムに転がしたように、アッチャコッチャの寝姿である、夕べの宵っ張りが効いてか未だ未だ(まだまだ)夢の中である、どんな夢かって・・? 
幼児も夢見るよネ・・?!。


小生は例によって朝湯である。 上さんも起きてきて一緒に出掛けた。 

大浴場から露天風呂の表へ出てみると、柔らかに降る雨は辺りをシットリと湿らせ、庭園の木々は緑を一層光らしている。 
朝の入浴は身体を特に洗うことなく、のんびり入って体中の神経の目覚めを待つのである。 

サッパリ湯上り後にホテル内をブラついて、後はご一行と朝食である、さすがの孫どもも半睡半眠(半覚半眠・・?)で、時々、ダダも・・!!


次回は、再び「知覧」へ





【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
seesaaブログ    fc2ブログ    gooブログ    googleブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行   東北紀行   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   九州の旅    日光讃歌

【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」