我が青春の地、いわき湯本温泉の紹介、

我が青春の地、福島県いわき湯本は地域でも珍しい温泉地で、其の温泉に因んだ特色や歴史などを紹介します、

平成日本紀行(125)熊本 「肥後の国」


九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)





『九州紀行』は以下にも記載してます(主に写真主体)
九州紀行」; http://orimasa2009.web.fc2.com/kyusyu.htm
九州紀行」; http://sky.geocities.jp/orimasa2010/




 平成日本紀行(125)熊本 「肥後の国」   、





熊本駅中央口」






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熊本とは、古代「火の国」または「肥の国」と呼ばれていた・・、

島原のもう一つの象徴であるこの新緑に覆うわれ「眉山」(まゆやま)が次第に遠ざかってゆく。

フェリーは熊本フェリー九商フェリー)で島原湾を定刻55分で結んでいて、料金は2290円、平日昼時とあって乗船車数は少ないようである。 
久しぶりの船旅であり、甲板に出て爽やかな初夏の海洋風を全身に浴びる。 

船室内ではテレビの放映中でNHKが国会審議を映していて、小泉首相靖国参拝について盛んに自論を展開していたのが印象的であった。 

右手に天草へ通ずる半島が近付いている、航路は熊本に入ったようである。 
遠く熊本市街であろう、海岸埠頭からは大部離れているようだがビル群の凹凸が見えている。 船は長い桟橋に着岸したようで、すぐ横に緑色の尖がった屋根を頂いた洒落た建物が目に付いた、旅客船ターミナルの施設かもしれない。


熊本港は、有明海島原湾・・?)に流入する白川と熊本市南部を流れる緑川に挟まれた三角州に浮かぶ人工島の港であり、熊本港大橋が結んでいる。 
港は旅客は元より物流港湾として今も開発が進んでいる。中国や韓国(釜山港)の船も入港し、コンテナ定期船路も開設されているという。

大橋を渡り、このまま立派な道路が熊本市郊外まで繋がっていた。 
九州の大幹線・3号国道から市・中心部の熊本城へ向かうが、途中に鹿児島本線熊本駅へ立ち寄った。 

駅舎は白い瀟洒な建物でリゾートホテルのような印象であった。

2010年度に全線開業予定である九州新幹線の駅が併設されることになっているらしく、新幹線は高架駅となる予定。

駅前をピンクの市電がゴウゴウと走り抜けていった。
熊本市街のビルの谷間を行き交い、熊本城や古い家並みのある風景の中を、ゴトゴトと走る路面電車は風情的にも良く、熊本の大事な交通機関であるという。


主要都市でよく見られた路面電車も、高度成長期には都市交通(主に車)の円滑化の障害物とされ大部分の都市から路面電車が消えた。 
しかし、いま無公害で環境にやさしい路面電車が見直されているともいう。 
熊本市電の創業は大正14年、最盛期には7系統もあり、延長25キロメートルの営業距離があったという。
今は2系統12キロメートルに縮小されたが健在のようである。この2系統についても一旦は廃止されることになっていたらしいが、市民の存続運動によって命脈を保っているという。 


次回、「肥の国、火の国」

  
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