我が青春の地、いわき湯本温泉の紹介、

我が青春の地、福島県いわき湯本は地域でも珍しい温泉地で、其の温泉に因んだ特色や歴史などを紹介します、

新・日本紀行(121)小浜 「小浜温泉」 


九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)



『九州紀行』は以下にも記載してます(主に写真主体)
九州紀行」; http://orimasa2009.web.fc2.com/kyusyu.htm
九州紀行」; http://sky.geocities.jp/orimasa2010/





  新・日本紀行(121)小浜 「小浜温泉」     、





湯煙がただよう「小浜温泉」の街並




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温泉町の銭湯「浜の湯」




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海岸に沿った街中から、100度の源泉が湧く肥前小浜温泉・・、

千々石町国見町、瑞穂町、吾妻町愛野町、小浜町、南串山町の同程度の7町域が大同合体の構成組織となり、平成17年10月11日に「雲仙市」となった。

一走りで小浜の温泉地へ着いたようである、珍しく海岸に湧く温泉地である。
海岸沿いに国道がほぼ直線に走り、海辺に良く整備された公園が細長く道路と平行している、その右はもう波打ち際の海岸線である。 


小浜温泉は、街のいたるところに白煙(水蒸気)が上がっている。 
近付いて視ると民家の(小規模な旅館・・?)すぐ前に、コンクリートとブロックを二階の窓くらいの高さまで造り上げた四角いタワーが在り、そこからモウモウと蒸気が漏れて吹き上がっている。(タワーは温泉水と蒸気を分離する施設)上部から耐熱用の赤い塩ビ管が数本、取り出し用に設置してあり、地中に潜っている。

下には湯溜りが有って、そこには「タマゴ、湯とおしはご自由に、どうぞ・・」とある。 

この小浜には源泉が20数ヵ所確認されているといい、ここはその中の一つであろう。 
商店街の通りから一つ入った小さな路地であるが、水蒸気をあげた源泉のすさまじさに圧倒される。 小浜温泉街は「源泉巡り」の散歩も楽しみの一つかもしれない。


この温泉町には、所謂、高級・大規模のホテルや旅館はあまり見当たらず、観光地化されてない比較的庶民的な温泉、湯治場風の面影を残しているようである。 

源泉温度100度、一日の湧出量15,000トン、泉質はナトリウム含有泉。神経系疾患、婦人病、リウマチ、胃腸病、呼吸器病などに効果があるという。 

昭和37年には既に国民保養温泉地に指定されていて、雲仙温泉の指定範囲拡大の際に小浜温泉も同時に指定されたという。 
尤も、島原半島そのものが、雲仙火山群(昨今では普賢岳の大爆発が記憶に新らしい、後記)で形成されたもので、大活火山の島なのであるから。


町中をゆっくり周遊して、お目当ての共同浴場へ向かう。 
海岸沿いの町営「浜の湯」を訪ねてみた。

自動販売機で150円の入湯券を購入広い浴室内へ、夕刻で適当な時間帯のせいか結構な人数が湯浴みを楽しんでいる。 
浴室はかなり広く、浴槽は二つがつながっている。
左側が「ぬるめの湯」、右側が「あつめの湯」と表示され、源泉の流入口の脇にそれぞれ水道の蛇口があって、水で薄めて浴槽の温度調節をしているようである。
何しろ源泉温度が100度では水で薄めざるをえない。 
小生は、ぬるめの湯のほうが常に適温である、舐めるとやや塩っぱいのは海に近いせいかもしれない、無色透明で無臭のようである。


次回も小浜温泉

  
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