我が青春の地、いわき湯本温泉の紹介、

我が青春の地、福島県いわき湯本は地域でも珍しい温泉地で、其の温泉に因んだ特色や歴史などを紹介します、

四国地方・阿波徳島; 「阿波おんな」


四国地方・阿波徳島; 「阿波おんな」 




 四国地方・阿波徳島; 「阿波おんな」 






阿波おどりの女踊り (Wik)





うきよ連の皆さん(徳島県阿波踊り協会所属)






阿波デルタの向こうに、新緑のなだらかな高原状の山が見えている、眉山(びざん)である。
女性の眉型を連想させることから、眉山と名づけられたそうで、ロープウェーで上がると徳島市内が一望でき、広い吉野川や遠くは淡路島まで見渡せる。 
徳島をこよなく愛し、阿波女を妻にした「モラエス」、そのモラエス館が山頂に在る。

モラエスは、日本をこよなく愛した徳島を代表する文化人の一人で、ポルトガル人。 富国強兵の日本に興味を抱き、来日して神戸で副領事、総領事を務め、阿波女・ヨネを嫁にしている。 退職後は、亡き妻・福本ヨネのふるさと徳島に永住し、眉山のふもと伊賀町の長屋で執筆活動をする。 
「おヨネとコハル」、「日本精神」、「徳島の阿波踊り」など、明治・大正時代の徳島の風習を紹介した数多くの著書を残している。

さだまさし」がこの山を舞台にした「眉山」という小説を最近書いている。
さだ まさし(佐田雅志)はフォークシンガー、シンガーソングライターとしては超有名人だが、映画監督、噺家、小説家としては余り知られていない。 過去、数冊の小説を書いているが、毎年、徳島でコンサートをする内、徳島の魅力に感動し、愛着と親しみを込めて昨年(2004年)、「眉山」を書き下ろしたという。
徳島を舞台に書かれた長編小説で、阿波踊り人形浄瑠璃等、地元・徳島の自然や文化が詰まった内容という。母と娘を中心とした家族の物語で、母・お龍が病院の中で医師に啖呵を切る場面や最後のクライマックス、母がどうしても見ておきたいと車椅子に乗って出かけた阿波踊り会場で。
さだ氏の歌曲同様、独特の家族への思い、優しさ、愛するとは何か?を教えてくれるという。近々、映画化、TVドラマ化されるという。


古来、「東男と京女」と言うふうに、「讃岐男に阿波女」、「阿波美人」といわれ、阿波女は近隣で重宝がられてきたという。

阿波は、室町幕府のころから京都と関係が深く、足利尊氏の末裔が阿波に住み着き、後に室町将軍(14代将軍:足利義栄)も輩出している。
この時期に、白拍子などが入り込んで都風の遊芸とともにその優雅な美形を伝え、阿波女の特性をつくったという。 これは、阿波踊りの女連による美雅な踊りにも表れているといわれる。
讃岐では、「嫁をもらうなら阿波の女性を」というのが讃岐男の願望らしいが、たしかに阿波の女性は働き者であるという。
朝から晩まで働きづくめでも、何一つ愚痴をいわない。事実、この組み合わせは多く、殆どがうまくいっていると・・。

又最近、各企業において女性の社長の進出が目立っているが、その割合を県別に見ると阿波・徳島が一位で、県内の主な企業の内一割が女性社長という。 又、県内の世帯収入の内、三割が女性による収入であるとか、阿波女の働く女性として姿が浮かんでくる。
徳島県の女性の活躍ぶりは他県の女性を断然引き離しているといい、愛嬌があり、やさしく、尚且つよく働き、それでいて控え目で男性を立てて実に良く尽くしてくれると古来からいわれるらしい。  女房にするなら阿波女だ・・!、頑張れ、讃岐男、ニッポン男児・・!。 


次回、徳島名物・「阿波踊り





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