我が青春の地、いわき湯本温泉の紹介、

我が青春の地、福島県いわき湯本は地域でも珍しい温泉地で、其の温泉に因んだ特色や歴史などを紹介します、

新・日本紀行(115)平戸 「開国の島」

九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)




『九州紀行』は以下にも記載してます(主に写真主体)
九州紀行」; http://orimasa2009.web.fc2.com/kyusyu.htm
九州紀行」; http://sky.geocities.jp/orimasa2010/




 新・日本紀行(115)平戸 「開国の島」   、





平戸城




平戸城天守閣 
平戸湾に浮かぶ平戸城(下部に無粋な建物が無ければ・・、)





「日本一周の旅の記録」へリンクします
 

平戸は、近世日本の先駆けであった・・、

並行していた松浦鉄道も平戸に渡ることはなく、Uターン気味に佐世保方面に向かっている。ここには鄙びた「田平平戸口駅」があり、ここは日本最西端の駅(現在は本土最西端、2003年に沖縄都市モノレール線が開業し那覇空港駅が日本最西端である)としても知られるようで、駅前には記念碑も立っている。


平戸市内へ向う・・、 
平戸瀬戸と呼ばれる海峡に架かる「平戸大橋」を渡る。鮮やかな朱色のつり橋で通行料は片道100円とあるが、高いのか安いのか、必要ないのか・・?、
地元の人の往来にその都度200円はやはり負担だろうな、などと変に気を回したりして。 

橋から見る景色は実にいい、ゆっくり走って景色を楽しむ。橋を渡りきってすぐに、平戸側の左手に広い駐車場の公園があり、一息入れながら大橋の展望を楽しむ、天気も良く、遠くの島々もよく見える。

九州本島とつながっているのはここ平戸大橋だけで、平戸自体は島であることが何となく実感できる。 
平戸市街はここより少々北に行った地点にあった。 海へ迫り出した小高い丘の上に「平戸城」の勇姿が見えた。

車を寄せて本丸入り口を覗いたが、入場料500円もさることながら、中学生の騒々しい団体に遭遇したため、記念写真を撮ってそのまま引き返した。

平戸市街、港は平戸の瀬戸から更に深い入り江をなしていて、この入り江の南側から平戸湾越しに見る「平戸城」が実にいい、初めて見る者にとっては足を止め、車を止めて暫し見上げ、見惚れるのは必定であろう。 

湾と入江に浮かび上がる緑に囲まれた城郭は一見、唐津城に周辺様相が似ているが、本丸はこちらがやや小ぶりであろうか。 それでも、三重の本丸天守閣に(しゃちほこ;シャッチョコ)が対で載ってる姿がいい、左へ離れて二の丸が控え、二つの城郭の対比が素晴しい。左端海上には真っ赤な「平戸大橋」も小さく望める。


しかしである・・、
この素晴らしい情景の麓に、巨大なコンクリートの建物が大きく横たわっている。県の施設らしいがこの美景を台無しにしているのである。 
お役人というのは無粋な事ことを平気でするもんだと、つくずく思った。


次回、引き続き開国の島・平戸

  
「日本の世界遺産の旅の記録」へリンクします


 




【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
seesaaブログ    fc2ブログ    gooブログ    googleブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行   東北紀行   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   九州の旅    日光讃歌

【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」